美容健康豆知識情報まとめby岳さん

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そうだったのか?シミと肝斑とそばかすの違いについて パート2

こんにちは。今回はシミと肝斑とそばかすの見分け方やその治療法についてご紹介したいと思います。

 

<左右対称なら肝斑>

肝斑は両頬を中心に、左右対称で現れるのが一般的です。人によっては鼻やアゴの先まで広がることがあり、はっきりした輪郭を持たずぼやっとした薄茶色のシミが現れるのが特徴です。

また、ごく稀に紫外線が影響することで、左右対称ではない肝斑ができることもあります。そのため、左右対称ではなくても薄茶色でぼやっとした輪郭のシミがある場合は、美容医療クリニックや皮膚科を受診して肝斑なのかシミなのかを判断してもらうのがおすすめです。

 

<細かな斑点はそばかす>

そばかすは、細かな斑点が鼻の上を中心に頬あたりまで広がるのが特徴です。稀に腕などにも出ることもありますが、共通して細かな点々としたシミが複数現れるため判別しやすいでしょう。

そばかすを見分けるポイントとして、子供に多く見られるという特徴以外に、夏場は色が濃く目立つようになり、冬になると色が薄くなるという点があげられます。

 

<楕円形ならシミ>

紫外線が主な原因ででき、年齢と共に現れるシミは、輪郭がハッキリとした茶色い楕円形をしています。1ヵ所のみにできたり、片方の頬にだけポツポツと現れたりすることもあるのが特徴です。肝斑のように左右対称に現れることはありません。

20代から出てくる方もいますが、多くの場合30代後半~40代になった頃から目立つシミが徐々に増えていく傾向にあります。

 

<肝斑の治療法>

シミの治療にはレーザーが用いられることが多いですが、通常のシミ治療と同じ威力のレーザーを肝斑治療で照射すると、かえって色が濃く目立つようになってしまいます。そのため、肝斑治療には特殊なレーザーを非常に弱い力で照射して薄くしていくレーザートーニングで行うのが一般的です。レーザートーニングは1度の施術で肝斑が改善されるというわけではなく、何度も行うことで微弱なレーザーがメラニンに作用し、肝斑を少しずつ薄くしていきます。

 

<シミの治療法>

紫外線が原因で、年齢と共に目立つようになったシミには、シミレーザーでの治療が効果的です。レーザーの熱でメラニン組織の細胞を破壊し、ほとんどの場合1回の施術でシミを解消することができます。

シミレーザーの治療は、患部を冷やしながらレーザーを照射し、その後軟膏を塗って保護テープを貼ります。レーザーを照射した部分はかさぶたになり、1週間程すると自然に剥がれ落ちます。それまでは保護テープでしっかりと患部を守り、かさぶたが剥がれたあとはたっぷりと保湿ケアを行いましょう。

 

<そばかすの治療法>

そばかすの治療にも、シミレーザーやポテンツァ ニードルRFは適応されますが、他には美白フォト治療(IPL)での治療も有効です。IPLという特殊な光がメラニン色素にアプローチして、そばかすを薄くしていきます。

美白フォト治療(IPL)は、光を当てると肌にコラーゲンの生成を促すため、そばかすやシミの改善と平行して毛穴を引き締めて肌ツヤを良くし、くすみを抑止することで肌のトーンも明るくできます。

 

<最後に>

いかがでしたでしょうか。

目的にあった治療を心がけていきましょう。