歯の黄ばみの原因とは?取り方やクリーニング方法について
こんにちは。今回は歯の黄ばみについてご紹介したいと思います。
<歯が黄ばむ原因とは?>
歯が黄ばむ原因は、大きく分けて3つ、外部要因・内部要因・加齢による要因が挙げられます。
外部要因:食べ物、飲み物、たばこなど
「ステイン」という言葉をご存知でしょうか?「ステイン」とは、食物に含まれているポリフェノールなどが唾液の中のたんぱく質と結合した汚れのことです。一般的に、みなさんが想像する「黄色い汚れ」はこれにあたります。
色の濃い食べ物(カレー、キムチetc.)や飲み物(コーヒー、紅茶、緑茶 etc.)を摂取すると、特にステインは付着しやすくなります。
内部要因:加齢による黄ばみ・抗生物質による黄ばみなど
一般的に、歳をとると歯はだんだんと黄ばんでいきます。これは、歯の表面を覆っている半透明のエナメル質が加齢とともに徐々にすり減って薄くなる半面、歯の内部の象牙質は次第に厚くなっていくということが原因です。
加齢のほかに歯が黄ばむ内部要因として「抗生物質」によるものがあります。
マイコプラズマ肺炎などにかかった時に服用する抗生物質である「テトラサイクリン」は、永久歯が生え変わるころまでの子供が服用すると歯が黄ばんでしまうことがあります。左右対称に歯の色が変わっている場合は、子供の頃にテトラサイクリン系抗生物質を服用していた可能性があります。
<歯の黄ばみを落とすさまざまな方法>
ホワイトニング歯磨き粉
分割ポリリン酸ナトリウム配合の歯磨き粉は歯とステインの間の結合を弱める働きにより黄ばみ除去するとともに、歯をコーティングすることで汚れの付着を防ぐ効果が期待できます。
また、喫煙習慣があり歯についたタバコの「ヤニ」にお悩みの方は、ヤニを溶解する働きを持つ「ポリエチレングリコール」配合の歯磨き粉が効果的です。ただし、歯への負担を軽減するため、週1回程度を目安に使用することをおすすめいたしします。
歯の消しゴム
「歯の消しゴム」とは、シリコンでできた消しゴム状のパーツと研磨剤がセットになったもので、研磨剤を歯に塗ってから消しゴムでこすって歯を白くしていきます。値段は1,000円以内のものが多く、利用しやすいというメリットもあり、手っ取り早く白くしたいという方に人気です。
歯科医のホワイトニング
歯医者さんを通して行う方法としては、クリーニングなどの保険診療の他に、自由診療のものでは歯科医の指示のもと自分自身で行う「ホームホワイトニング」や、クリニックに通いながら行う「オフィスホワイトニング」などがあります。
また、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの2つを並行する「デュアルホワイトニング」という方法もあり、短期間で白さを極めたい方に人気です。
<最後に>
いかがでしたでしょうか。
歯の色は相手に与える印象大です。これを機に検討してみてはいかがでしょうか