美容健康豆知識情報まとめby岳さん

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包茎とは? どんな種類がある?リスクや改善の方法について

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こんにちは。今回は包茎についてご紹介したいと思います。

 

包茎とは>

包茎とは、亀頭の一部あるいは全体が包皮に覆われている状態の陰茎を指します。男性の性器は海綿体を中心とする陰茎体部とこれを覆う包皮部からなっており、成人男性では、亀頭と呼ばれる陰茎体部の先端が、通常時でも露出している場合があります。統計によると陰茎が勃起していない状態でも亀頭部分が完全に露出している割合は、成人男性の8パーセント程度で、医学的に包茎と分類されるのは、先天的あるいは後天的な理由で包皮が完全に亀頭を覆っているもののみとなっています。一般にこうした状態は真性包茎、包皮が部分的に亀頭を覆っているものが仮性包茎と呼ばれていますが、これは日本だけの呼称で、国際的にはいわゆる仮性包茎が正常な陰茎の状態と見られています。

 

包茎の種類>

真性包茎

真性包茎は、平常時および勃起時ともに包皮をむくことができず、亀頭が露出することが全くないタイプの包茎です。炎症をくり返すことにより、包皮と亀頭が癒着しているケースもあります。

亀頭が常に包皮に覆われているために、不衛生になりやすく、雑菌の繁殖による炎症をくり返すことにより、亀頭と包皮が癒着する危険性があります。

通常であれば、陰茎の成長にともなって亀頭を露出できるようになります。成人以降も包皮をむくことができない場合は、真性包茎の可能性があります。

 

仮性包茎

仮性包茎は、平常時に包皮が亀頭を覆っているタイプの包茎です。包皮を手でむくことができ、勃起時には自然にむける人も多いでしょう。

仮性包茎手術を受けるメリットは、早漏や衛生面の問題を改善できる可能性があることが第一にあげられます。また、仮性包茎であるためにペニスの見た目にコンプレックスがある場合には、手術を受けることによってコンプレックスが解消されることもあるでしょう。そして、性交渉に対して前向きに考えられるようになるかもしれません。

真性包茎やカントン包茎と比較すれば症状は軽いといえ、痛みをともなうことも稀です。日本人の成人男性に最も多いタイプの包茎です。

 

カントン(嵌頓)包茎

カントン包茎(嵌頓包茎)は、包皮の先端が狭く伸展性が低いタイプの包茎です。包皮を無理にむいてしまうと、包皮口が亀頭の根元を締めつけ、亀頭部分がうっ血するおそれや、包皮に裂創ができる可能性があります。

うっ血した状態が続いた場合、亀頭が壊死する危険性があります。性交渉の際に意図せずに包皮がめくれてしまうことがあるため、注意が必要です。

包茎の中でも重症度が高いといえます。

 

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包茎を放置すると>

包茎を放置すると恥垢が溜まって不衛生になることで炎症を起こすことがあり、亀頭包皮炎と言います。亀頭に雑菌などが感染することによって起こる皮膚炎です。
発症すると包皮の皮膚が赤くなり、ニキビのような赤い斑点やただれが見られるようになります。かゆみや痛みを伴う場合もあります。

 

包茎の治療方法は?>

余分な皮を切除する治療が一般的です。
お子さんの場合は亀頭を露出させることを優先した手術になります。背面切開といい、包皮の最も締め付けの強い部分を縦に切開し横に縫合する手術になります。
大人の場合は環状切開といい、余分な皮膚を環状に切開し全周に縫合する手術となります。

 

<最後に>

いかがでしたでしょうか。

包茎にも様々な特徴があります。

悩める方は特徴を抑えておきましょう。