紫外線 紫外線は365日。髪にも紫外線対策が絶対必要
<紫外線と髪や頭皮の関係性>
紫外線は日焼け、シワ、シミなど肌にダメージを与えますが、
髪や頭皮にも同じことがいえます。
肌だけでなく髪や頭皮にとっても紫外線は大敵です。
特に頭頂部は太陽の光をまともに受けるので、ダメージも大!
髪は、切ってしまえばダメージを“なかったこと”にできますが、
それができない頭皮のダメージは深刻です。
<紫外線の種類>
地上に降り注ぐ紫外線にはUV-A波とUV-B波の2種類あります。
これらの違いは波長の長さ。
UV-A
紫外線の約95%を占める。しわ、たるみの原因。
髪の毛やお肌の内部(真皮)まで入り込み、ダメージを与えるUV(紫外線)
UV-B波
紫外線の約5%を占める。日焼けの原因。
髪の毛やお肌の表面(表皮)を傷つけるUV(紫外線)
<紫外線が与える髪への影響>
乾燥・ごわつき
UVAは髪の毛の内部(間中物質)まで入り込み、
髪の主成分であるタンパク質がダメージを受けたことにより
髪の毛の柔軟性が失われてしまいます。
よって、水分保持力が低下し乾燥、ごわつきの原因になります。
ツヤ、滑らかさの低下
髪の毛の表面にある脂質被膜がUVにより酸化し、
水をはじく機能が失われ、滑らかさが低下。
キューティクルが剥がれやすくなるため、ツヤもなくなります。
ヘアカラーの褪色
UVAが髪の毛の内部(間中物質)に入り込み、
メラニン色素やヘアカラー色素を壊していくため褪色しやすくなります
<紫外線ケアできをつけなければいけない5つのこと>
紫外線の時期
UV(紫外線)の一番強のは夏の7~8月と思われがちですが、、
意外とピークは5月!!!
梅雨のシーズンは若干UV(紫外線)が減りますが、
UV(紫外線)は1年中降り注いでいます。
特に気を付けなければいけないのは5~8月。
早めのケアが大切です。
UV(紫外線)の時間帯
1日中紫外線は降り注いでいますが、
特に気を付けなければいけないのは10:00~14:00。
お出かけの場所
お買い物、洗濯、犬の散歩…UV(紫外線)は軽度ですが、
毎日のことですのでケアは怠らず、ダメージを蓄積させないことが大切です。
お天気によるUV(紫外線)
今日は曇りだから…とか、雨が降っているから心配ない!
と思いがちですが、曇りや雨の日もUV(紫外線)はあります。
晴れた日のUV(紫外線)が100%ととすると、
曇りの日は70%、雨の日は30%の紫外線が降り注いでいます。
髪の毛は顔の○倍?!
頭部は、上からの陽射しに対しほぼ直角にUV(紫外線)が当たっています。
顔の向きを変えたとしても、頭部は防げないもの。
髪の毛の浴びるUV(紫外線)の量は顔の5倍といわれています。
<簡単にできるUV(紫外線)ヘアケア>
外出時には帽子を着用する
髪の毛の長い方は縛って帽子の中に入れ込んでしまいましょう
夜寝る前にUVオイルやUVミルク、外出前にはUVスプレーを
外に出る事が多い方はスプレーやオイルは持ち歩き
2~3時間に1回重ねると効果が持続します。
長時間外出した日は、UVシャンプーでアフターケアを
UVシャンプーはUV(紫外線)で傷んだ髪を優しく洗い、
日焼け止めの成分もしっかり取り除いてくれます。
日焼け後は保湿が大事ですのでトリートメントも一緒に使ってあげると効果大です。
<最後に>
いかがでしたでしょうか?
なかなか髪の毛のUV(紫外線)ケアまで行き届かない方が多いですが、
1年通して綺麗な髪の毛を保つ大きなポイントになります。
普段のヘアオイルをUVオイルにしてあげたり、
普段のシャンプーをUVシャンプーにしてあげることから始めてみてはいかがでしょうか?