美容健康豆知識情報まとめby岳さん

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核酸とは?第七の栄養素と言われる私たちとの関係性

こんにちは。今回は核酸についてご紹介したいと思います。

 

核酸とは>

私たち人間の身体は約37兆個の細胞から成り立っています。その細胞が集まって内臓や筋肉もできており、ひとつずつの細胞の中心には細胞核があります。細胞核の中は酸性を示すことから、核の中に存在している物質は一般的に“核酸"と言われています。
核酸にはデオキシリボ核酸(DNA) とリボ核酸(RNA)の2つがあり、DNAは、「親から子へ、細胞から細胞へ」性質を伝える遺伝子の本体として働いており、RNAはDNAの情報に基づいてタンパク質を合成する働きを担っています。

 

たんぱく質

タンパク質は、筋肉、骨、臓器、皮膚、爪などを構成しており、生体内で働くホルモン、酵素などもタンパク質であり、生体にとって不可欠な物質といえます。私たちの細胞は日々、新しく生まれ変わって生命をつないでいます。適切な時に、適切な量で必要なタンパク質が作られることが、人の健康にとても大切で、これらのタンパク質を作る上で、大きな役割を果たしているのが、核酸であるDNAとRNAなのです。このように、核酸は私たちが健康に生きていくうえで、なくてはならない重要な成分であり、核酸の栄養学的な側面についても注目が集まっています。

 

<DNAとRNAの関係性>

核酸には、DNA(デオキシリボ核酸)と RNA(リボ核酸)のふたつがあります。
細胞の核分裂を支配しているのが DNA であり、DNA の指令を受けた RNA が細胞のタンパク質をコントロールしながら作り出していきます。つまり DNA が新しい細胞を生み出す設計図で、RNA が工場であると考えれば解りやすいでしょう。
DNA と RNA、この核酸が、私たちの身体を生まれてから死ぬまで支配しています。
生命の基本である細胞を支配している核酸こそ、私たちの毎日の行動に必要なエネルギーを充てんさせ、私たちの身体をより若々しく保つ “栄養素” なのです。

 

核酸の減少>

核酸は体内で合成されますが、歳を取るにつれて、核酸を合成する能力が少しずつ減少していきます。個人差はありますが二十歳を過ぎてから急激に減少していきます。
それが細胞の衰えとなって体が老化せざるをえなくなるのです。

自然に不足していく核酸を、適度に補いつづけることが、いつまでも若々しさを保つ秘訣なのです。

 

核酸が多く含まれる食品>

特にタンパク質源である肉や魚介類、豆類などに多く含まれています。食品の中で特に核酸を多く含むのが、サケの白子で、その他にも食用酵母、アサリ、牡蠣、海苔、大豆、鶏肉、豚のレバーなども核酸が多く含まれる食品です。

 

<最後に>

いかがでしたでしょうか。

核酸は私たちと密接な関係をもっており、なくてはならない存在なのです。

食品だけで摂取が難しい場合はサプリメントなどで補うのも方法です。