水の役割!私たちとの関係について パート1
こんにちは。今回は水の役割についてご紹介したいと思います。
- <体内を循環する水分「体液」の役割>
- <水がなかったら生物はどうなるか?>
- <人は何日水を飲まないと死ぬのか?>
- <水分の大切さは?>
- <水分不足のデメリットは?>
- <水の生活役割は?>
- <ちなみに世界の水いつなくなる?>
- <1日水を飲まないとどうなる?>
- <最後に>
<体内を循環する水分「体液」の役割>
飲料水などでとった水分は、腸から吸収され、血液などの「体液」になって全身をたえず循環しています。体液は、私たちの生命に関わる様々な役割を果たしています。それは、酸素や栄養分を細胞に届け、老廃物(体内のゴミ)を尿として排泄することです。そして体温が上がったときには、皮膚への血液の循環を増やし、汗を出して熱を逃がし、体温を一定に保ちます。
<水がなかったら生物はどうなるか?>
汗やおしっこが出なくなるため体内に老廃物が溜まり、血液の流れが悪くなり、全身の機能が障害を起こし死んでしまう。 体内の水分の20パーセントが失われると生きていけない。 体重50キロの人なら10キロ分(10リットル)の水がなくなると、死んでしまうことになる。
<人は何日水を飲まないと死ぬのか?>
人間は、水と睡眠さえしっかりとっていれば、たとえ食べものがなかったとしても2〜3週間は生きていられると言われています。 しかし、水を一滴も取らなければ、せいぜい4〜5日で命を落としてしまうことになります。
<水分の大切さは?>
水分は体内でさまざまな役割をしていて、体温調節をしたり筋肉を動かす働きをしたりするほか、血液として栄養素を全身に運んだり、汗や尿として老廃物を体外に出すなど重要な役割を担っています。 成人の場合、1日2~2.5Lの水分を失っており、運動をするとこの量はさらに増え、失った水分を摂取しなければ生きていけません。
<水分不足のデメリットは?>
たかが水分不足と侮れない! 恐ろしい病気につながるかも
熱疲労 血液量が追いつかない状態。 脱力感、めまい、失神などが起こる
熱痙攣 体内の塩分濃度が薄まることで起こる筋肉の痙攣
熱射病 異常な体温上昇によって中枢神経障害を起こした状態。 死亡率が高くなる
<水の生活役割は?>
肌のうるおいやのどの渇きを癒すだけでなく、からだの機能維持に欠かせない存在。 細胞に酸素と栄養分を与え、老廃物を体外に排出し、体温や浸透圧やpHを調節するなどとても大きな役割を担っています。 その必要量は成人男性で一日約2.6ℓと言われます。
<ちなみに世界の水いつなくなる?>
この水の量は地球全体で毎年23億トンくらいになり、現在の海から毎年この量が失われていくとすると、約6億年で海の水はなくなる計算だという。
<1日水を飲まないとどうなる?>
しかし、水が1滴も飲めないと、2~3日で生命維持は困難となります。 体から水分が1%の損失で、のどの渇き、2%の損失ではめまいや吐き気、食欲減退などが現れます。 そして10~12%の損失では筋けいれん、失神、20%の損失では生命の危機になり、死に至ってしまいます。
<最後に>
いかがでしたでしょうか。
たかが水と言っても私たちの関係にとても密接しているのです。