美容健康豆知識情報まとめby岳さん

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熱中症パート1 熱中症はなぜ起こるのか?そのメカニズムとは?

こんにちは。今回は熱中症はなぜ起こるのか?

そのメカニズムについてご紹介したいと思います。

 

<そもそも熱中症とは>

わたしたち人間の体の中では、常に「熱」が作られているんだ。その熱は、皮膚(ひふ)から外ににがしたり、あせをかいたりして、体の中にたまらないようにしているんだ。人間の体温が36℃前後に保たれているのは、そういった体の中の熱を外ににがすはたらきがあるからなんだよ。この人間の体にもともと備わっている、体温を調節するはたらきのことを「体温調節機能(たいおんちょうせつきのう)」といいます。

ところが、気温が高い場所や、湿度が高い場所に長くいると、体温調節機能が上手くはたらかず、体の中の熱を外ににがすことができなくなってしまって、体の中に熱がたまって体温が上がったり、急にたくさんのあせをかいたりして、体の中の水分や塩分が失われてしまうんだ。そして、だんだんと体の調子が悪くなって、頭痛(ずつう)や目まい、吐き気といった、いろいろな症状が出てきてしまうのです。

 

熱中症になると>

■軽い症状
「めまい」
「立ちくらみ」がする=フラフラになるような状態です。
脳(のう)に届く血の流れが足りなくなって起こります。

筋肉痛(きんにくつう)や筋肉(きんにく)がかたくなる
筋肉が「こむら返り」をするような状態です。
あせをかくことで体の中の塩分が足りなくなって起こります。

■少し重い症状
頭痛(ずつう)、はき気、体がだるい
頭がいたくなったり、はき気がしたりするような状態です。
体がぐったりして、力が入らなくなってしまうこともあります。

■とても重い症状
意識障害(いしきしょうがい)、けいれん、失神など
声をかけたり、ゆすったりしても、反応がはっきりしないような状態です。
体がガクガクと「ひきつけ」を起こしたり、歩けなくなったりすることもあります。

高体温(こうたいおん)
体にさわると「熱い」と感じるような状態です。

■その他の症状・熱中症のサイン
あせをかかなくなる/呼吸(こきゅう)が浅くなったり、早くなったりする/
肌が赤く・熱くなる/水を飲むことができなくなる/顔色が悪く(白く)なる/
手足がふるえる …など

■熱けいれん
大量に汗をかき、水だけを補給して血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、足、腕、腹部の筋肉に痛みを伴ったけいれんが起こります。

熱疲労
大量に汗をかき、水分の補給が追いつかないと、身体が脱水状態になり熱疲労の症状がみられます。

 

<最後に>

いかがでしたでしょうか。

水分補給をしっかりとして対策を整えましょう